パンダ界のアイドル「シャンシャン」の魅力

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日本国民すべてが知っていると言っても過言ではないほど有名なジャイアントパンダのシャンシャン。今までパンダファンではなかった人もこぞってファンになり、グッズが販売されれば飛ぶように売れ、上野の街を活性化させたパンダ界のアイドル。彼女がなぜここまで魅力的なのかを考察してみました。

美しさ

パンダ界での美しさの基準は丸顔であること。シャンシャンは生まれた時から今までずっと丸顔。きらきら光る目とバランスの良い耳。口角の上がった口元。パンダの個性が出るアイパッチも絶妙なバランス。

それも全てシャンシャンの両親である父親のリーリーと母親のシンシンの美しさからきています。

父親リーリー

母親シンシン

ちなみに2頭は小さいころからの幼馴染。リーリーはシンシンのことが大好き♡こんな素敵で美しいカップルから生まれる子供が可愛くないわけがない!中国へ行き、美しさの際立つ2頭を選んでくれた上野動物園は流石ですね。

お転婆さ

シャンシャンが他のパンダと違うところはお転婆さにあります。小さい頃から、大庭のプールの栓抜きを取る。一度しっかり栓抜きを固定されても、また取ろうとする。お外にずっといたくて、部屋に帰ろうとしない。(飼育員さんが抱っこするまで待っている節がある)飼育員さんが出入りする通路の扉が開けば、しれっと入ろうとする。

飼育員さんやカラスを追いかける。

母親シンシンの背中の上に乗る。スパイダーマンのように格子に張り付く。

櫓の上に立ち上がって天井を突っつく。

突然転がる。

うさぎ跳びをする。布をもってブンブン振り出す。

木についたひもを噛んでブンブンする。

飼育員さんが持っていたミルク皿を奪って、お客さんに見せびらかす。

母親シンシンの膝をカックンさせるなどなど。普通のパンダがあまりしないことは楽しそうにやってのけるのがシャンシャンです。

賢さ

そんなお転婆なシャンシャンですが、賢さも持ち合わせています。大きな竹を外の小庭に持っていきたいと考えたシャンシャン。最初は竹を横にして突っかかってしまいますが、すぐにドアの方向に体を移動させて、無事に竹をお外に持っていくことに成功しました。

また、ハズバンダリートレーニング(動物の健康な飼育と人間の安全な作業を目的として、動物に自発的な行動をとらせるための訓練)にも力を入れていて、採血もできるようになりました。

※ジャイアントパンダは可愛い外見をしていますが、爪が鋭く間接飼育なので、このトレーニングをしています。

ドジっ子

シャンシャンの可愛さの魅力の重要部分を占めると思うところがドジっ子さ。何もないところでつまづく。ダッシュして転がる。なぜか顔に汚れがついていることが多い。(夜中に暴れまわっている!?)

人間らしさ

シャンシャンは他のパンダが大好きな食べ物が苦手です。それはニンジンです。和歌山のアドベンチャーワールドに住むパンダ達がにこやかにとっても美味しそうに頬張っているとき、シャンシャンはニンジンをスルー。飼育員さんが見かねて、細かく切り刻んでくれても残します。たまに完食することがあって、「ニンジン克服したのか!」と思ったら、次の日には残すという。そして、その残したニンジンを笹で見えなくしたり、自分が座って見えなくしたり(笑)

そのちょっとワガママな部分が人間らしいところだなと思います。ニンジンに似た色の柿が出た時も、ニンジンに見えたのか食べなかったことも。(パンダは色を認識できているのでしょうか)なお、今もニンジンは苦手なようです。

笹の好みも一流。好みじゃない笹が出てきたら、暴れて違う笹をちょうだいとアピール。このアピールも父親のリーリーなら、おしとやかに飼育員さんが見える格子の窓の方に行って、健気に見つめてアピールするんですが、シャンシャンは違います。笹を投げまわしたり、走り回ったり、飛び回ったり。親子でこんなにもアピールの違いが出るのかとビックリします。

健気さ

上野動物園の飼育の方針は自然界に近い形でというもの。なので、シャンシャンの小さい頃のおもちゃは木で作ったものだったり、ぼろい麻袋など。和歌山のアドベンチャーワールドの1個下の彩浜が滑り台やアスレチックをもらっていても、シャンシャンはボロ布・・・それでも、健気なシャンシャンはそのボロ布をブンブン振り回したりして遊ぶんです。

1歳のお誕生日にもらったハンモックはお気に入りでした。

でも、母親のシンシンに横取りされることもチラホラ。ハンモックに先にシャンシャンが座っていても、シンシンが来て振り落とされることも。

母親シンシンには、笹を奪われることもよくありました。シンシンに取られまいとして、木の上に持って行って笹を食べるんだけど、結局取られてしまって唖然とするシャンシャン。そのおかげで立派な野生児に育ちました(笑)

動画編

小暴れシャンシャン

カラスと遊ぶシャンシャン

 

以上がシャンシャンの魅力の考察となります。まだまだ書き切れていないシャンシャンの魅力があると思います。ぜひ、みなさんが思うシャンシャンの魅力も教えてくださいね。

2020年12月下旬から現在まで閉園中の上野動物園。シャンシャンに会える日はいつになることか・・・

2020年2月下旬から6月下旬まで閉園してる間にシャンシャンはすっかり成長していました。シャンシャンの成長過程をカメラに残していくことが楽しみだったのに、2020年10月まで写真撮影も禁止でした。やっと撮影できた時にはシャンシャンはすっかり大人っぽい表情になっていました。

今はもっともっと成長しているんだろうなぁ。大人に近づいていって、小暴れなんかも少なくなっているのかもしれません。

シャンシャンの中国留学が2021年の12月に延びましたが、4か月以上閉園して、この先もいつ開園するかわからない状況で12月に中国へ行ったら、シャンシャンファンが怒り狂うと思うんです。(私も)

コロナが確実に収まって、安全に東京以外の方も来園できる状況になるまで、シャンシャン留学は延期すべきですよね。

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