成都から雅安碧峰峡基地までは、2時間ほどかかります。
現在、道路の工事中のため、工事時間帯は別のルートで行くことになり、3時間かかります。
朝は8時から18時まで工事中のため、その時間以外で行けば2時間で行くことができます。
碧峰峡観光センター
前日に雅安のホテルに宿泊しましたが、工事中のためにホテルを7:30に出発し、8時頃に碧峰峡の観光センターに着き買い物などをしました。
公共機関ではバスで行けるようです。
雅安の標高は1600m!成都が500mなので、更に山奥ですね。
親子パンダのモニュメントが可愛かった。
碧峰峡にはパンダ以外の動物がいる野生動物園もあるんです!知らなかった。今度、そっちにも行ってみたいです。
雅安碧峰峡基地
雅安は上野動物園のリーリー、シンシンが日本に来る前に過ごしていた施設です。
シャンシャンも中国に行く時はこの施設か都江堰基地に行く可能性が高いそうです。
とっても広いので、雅安基地の車で移動します。飼育体験者は無料で乗車できますが、それ以外の方は有料(10元)です。
飼育体験(掃除)
今回、雅安でパンダ飼育体験をしました。
残念ながら、飼育体験の写真の投稿は禁止されているので、文字でお伝えします。
まず、200元(日本円で約3200円)で作業着(ツナギ)を借ります。服の上からツナギを着ます。
9時過ぎからパンダの部屋と外の掃除をします。
今回、外国から戻ってきたパンダちゃんのお世話をさせてもらいました。
雅安には外国から来たパンダ達が暮らす施設があります。
スタッフオンリーのところへ入っていくと・・・4歳のシーシーちゃんが目の前に!!もう可愛すぎます♡
掃除はパンダの食べ残した竹とうんちを運んで、水を流してモップで綺麗にします。
うんちは全然臭くないです。パンダの部屋は無臭!
この竹を運ぶ作業が大変でした。パンダはグルメなので、いっぱい食べ残した竹があるんです。
食べ残した竹はティッシュとして再利用するそうです。エコですね。
この日、飼育体験をしたのは私と友達の2人だったのですが、パンダ2頭の室内と外の部屋の掃除を任されました。結構ハードでしたよ。飼育員さんたちは毎日この作業をしていると思うと、本当にすごいです。。
左にいるのがシーシーちゃん。右にいるのがルールー君。
施設見学①
えさやりの時間までは、ほかの施設のパンダの見学時間です。
コアラのように木につかまる子パンダ。シャンちゃんの同級生。
こちらもシャンシャンの同級生。みんなで仲良く遊んでいます。
立ち姿に哀愁が(笑)
このまんまるの中に入るのが大好きなパンダ達。
タッチして
よいちょっと登ります。
こちらを窺うパンダ達。
ドアも気になる!
カラフルな遊具と一緒に。
遊具が沢山あって楽しそう。
コアラになってたパンダちゃん再び。
子パンダの後姿、最高です。
餌やり体験①、昼食、ビデオ鑑賞
施設のパンダ見学をした後、いよいよ餌やりです!
トングで大きなパンダケーキと半分に切ったニンジンを2個ずつシーシーちゃんにあげました。
1人に与えられる時間は大体3分ほど。
大きなご飯なので、シーシーちゃんも一つ食べるのに時間がかかります。その間にシーシーちゃんと目が合ったりして、幸せなひと時でした。
昼食は12時から飼育員さん達が食べる食堂で一緒に食べます。
バイキング形式で、自分で好きな分だけ選ぶ形です。おかずは5種類ほどあって辛いものが多かったですが、どれも美味しかったです。チャーハンが一番美味しかった!デザートはスイカでした。
食べた後はお皿を各自で洗います。
その後、ビデオを見ました。英語での視聴です。
部屋の椅子が可愛い。右下のパンダちゃんは頭の上にメロンのせてます笑
誕生日のお祝いの時の写真だそうです。
ビデオは2010年から2年間野生訓練を受けたタオタオの話が中心です。
今も野生で暮らしているそうです。
今まで10頭のパンダが野生訓練をして野生に行きましたが、5頭のパンダが野生に適応できているようです。野生に行ったオスのパンダがメスと繁殖し、そのメスが子供を産んだことも分かっています。
施設見学②
仲良くタケノコをもぐもぐ♪
飼育員さんが目の前でパンダちゃんに接していました。良いなぁ。
木の上から見てます(笑)
あんよが可愛い。
ニコニコ楽しそうな子パンダちゃん達。
こんなに広いです。パンダちゃんは何頭いるでしょう。
黄昏たり、丸まったり。
ニッコリ熟睡。遊具が沢山!
長い階段がありました。この上からパンダちゃんが見下ろせるかと思ったら、見下ろせる位置にはいなくてただ上り下りしただけでした(笑)
餌やり体験②
14時にまた餌やりをしました。
今度の担当パンダはルールー君20歳。
ルールー君、食欲旺盛で餌をあげる前から、立ち上がって手で柵を握って、おやつを求めます。
目の前に人がいると、おやつがもらえると頭が覚えているようで、よだれが出ていました(笑)
お部屋にうんちがあったので、飼育員さんが一旦ルールー君を外に出して、お部屋を掃除したかったようで、筍で外へ誘導していました。そのあとお部屋のうんちを飼育員さんが取って、ルールー君を呼びます。ルールー君、筍よりもっと美味しいものがもらえると分かっているようで、すぐに部屋に入ってきました。
ルールー君を呼ぶ飼育員さんの声がとっても優しく暖かくて、シャンシャンが中国に行っても、愛情深く接してくれる飼育員さんがいれば安心だなと思いました。
ルールー君には4分の1にカットしたリンゴとパンダケーキをあげました。
ルールー君の隣の部屋にはルールー君の娘、ケンケンちゃんがいました。ちょこんとベッドに座ってとっても可愛かったのですが、飼育体験中の写真は載せられず残念。
パンダケーキ作り
パンダケーキは、大豆、トウモロコシ、お米、カルシウムなど人間も食べられるもので作られています。
ただ、お塩と砂糖がほんの少ししか入ってないので、人間が食べたら味はしないでしょう。パンダちゃん達はこれが大好き!
パンダケーキ、こねるのが難しく、なかなか固まらないんです。力を入れてやっと形が出来上がり。この後、5時間ほど蒸すそうです。
その後、飼育体験の証明書とポストカード、Tシャツ、パンフレットを頂いて雅安の飼育体験が終了しました。
工事中のため、3時間かけて成都へと向かいました。でこぼこ道がつらかった・・・
次回は、都江堰基地の紹介です。
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